第38回語学ゼミナールのご案内   参照数:3339
第38回語学ゼミナールのお知らせ
2010年3月6日
日本独文学会第38回語学ゼミナールを以下の要領で開催いたします。今回はドイツ歴史言語学の専門家である,ベルリン・フンボルト大学のDonhauser教授を招待講師として迎え,「歴史言語学-ドイツ語の発展に関するモデル化の新たな試み」についての発表をいただき,議論を深めていきたいと考えております。ゼミナールではテーマへの一般的な導入も行い,さまざまな関心の研究者の交流の場にしたいと考えています。皆様の御参加をお待ち申し上げます。 1.総合テーマ „Historische Linguistik: neuere Ansätze zur Modellierung der Entwicklungsgeschichte des Deutschen“ 2.招待講師 Professor Dr. Karin Donhauser (Humboldt Universität zu Berlin, Institut für deutsche Sprache und Linguistik, Lehrstuhl für Geschichte der deutschen Sprache) 3.期日 2010年8月27日(金)~8月30日(月) 3泊4日 4.会場 IPC生産性国際交流センター 〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町湘南国際村 5.定員 40名 6.参加費 3万6千円(学生,非常勤講師の方には若干の旅費補助があります。又,学生の方には若干の参加費補助も検討しております) 7.参加申し込み 以下の点を明記の上, Eメールにて[color=0000FF]shtanaka@faculty.chiba-u.jp
までお申し込みください。1)氏名(漢字・ローマ字),2)住所(漢字・ローマ字), 3)電話番号(あればFax番号, e-mailアドレス), 4)所属と現職(常勤・非常勤・院生・学生の別),5)性別,6)喫煙・非喫煙の別 8.締切り 2010年6月15日 ゼミナールでは,Donhauser教授による以下のテーマの講演が予定されています。 a) „Auf dem Weg zu einem metrischen Modell der Entwicklungsgeschichte des Deutschen“ b) „Das Historische Referenzkorpus Altdeutsch - Struktur und Funktion“ c) „Problemfall Genitiv – Was wir aus der Forschungsdiskussion lernen können“ また,今年は新しい試みとして,ゼミナールの3日目に„Genitiv im Kasusparadigma: Diachronie und Synchronie“というテーマでゼミナール内でのワークショップを開催する予定です。この試みは,ゼミナールの全体テーマの中で一つのトピックを取り上げ,より詳細にわたる議論をすることを目的としているものです。Donhauser教授の3番目の講演がそのワークショップの基調講演となりますが,従来からの語学ゼミナールで行われている幅広い分野での研究発表とならび,こちらの枠組みでの発表希望もお待ちしております。。 ◎研究発表(ドイツ語)を希望される方は,参加申し込みメールに,「研究発表希望」と記し,発表題目のほか,どちらの枠組み(一般・ワークショップ)での発表を希望されるかをお書き添えのうえ,ふるって御応募ください。その際に250語程度(ドイツ語)のアブストラクトを添付してください。なお,発表者の決定は委員会に御一任願います。参加者決定の後により詳細な発表要旨の提出をお願いしたいと考えております。 ◎ 参加者の最終的な決定は,ゼミナール実行委員会に御一任ください。参加決定のお知らせは7月上旬に発送の予定です。 ◎ 併せてゼミナール後の講演の開催希望を募ります。Donhauser教授の講演テーマは,ゼミナールのサブテーマ(a~c)およびその他ドイツ語学,通時言語学にまつわるテーマでのものが可能となります(詳細については実行委員会までご照会ください)。御希望の方は,実行委員会まで参加申込み締切日の2010年6月15日までにお申し出ください。実行委員会指定の出発地から開催校への往復の費用と御世話を開催校に御負担いただく場合もあります。なお,講演開催と具体的な講演テーマの最終決定は,ゼミナール実行委員会に御一任ください。 日本独文学会・語学ゼミナール実行委員会 板倉 歌・稲葉治朗・高橋亮介・竹内義晴・田中雅敏・宮下博行・山下 仁・吉田光演・田中 愼(実行委員長) 問合せ先:田中 愼(shtanaka@faculty.chiba-u.jp