第24回ドイツ語教授法ゼミナール開催のお知らせ   参照数:891

第24回ドイツ語教授法ゼミナール開催のお知らせ

 第24回ドイツ語教授法ゼミナールを下記の通り開催いたします。多くの皆様の参加を心よりお待ちしています。
総合テーマ:Literarische Texte im Deutsch als Fremdsprache-Unterricht – Konzepte und ihre Anwendung
日程:   2019年3月15日(金)~3月18日(月)(3泊4日)
招待講師: Simone Schiedermair (Friedrich-Schiller-Universität Jena)
会場:   多摩永山情報教育センター
206-0024 東京都多摩市諏訪2-5-1 http://www.tnjc.jpn.com
参加費:  38,000円(日本独文学会会員の学生・院生,非常勤講師の方には参加費補助を検討しています)
定員:   40名
参加申込締切:2018年12月15日2019年1月17日
参加申込: https://tinyurl.com/dafsem2019 よりお申し込みください。
※参加は申し込み順に受け付けますが,最終的な選考は日本独文学会理事会で決定いたします。 ※中国・韓国・台湾のゲルマニスト関連団体の方が申し込む際は,略歴および主要業績リストを提出してください。参加費は38,000円です。 ※日本独文学会会員以外の方が申し込む際は日本独文学会会員(学生・院生の申し込みの場合は指導教員)の紹介が必要です。紹介者の氏名をお知らせください。また他に略歴,参加希望理由(ドイツ語で150語程度),業績リスト(研究業績がある方)を申込時に提出してください。参加費は48,000円です。  第24回ドイツ語教授法ゼミナールのテーマは,「ドイツ語の授業における文学テクストの使用-枠組と実践」です。  文学テクストは従来ドイツ語教育において,翻訳の訓練や地域研究,異文化理解のための教材として,また会話や作文のテーマとして使用されてきました。近年の研究ではしかし,これまでの慣習を超えて,文学,文化,言語学研究の新しい知見をもとに文学テクストの独自性を捉え直し,その成果をドイツ語教育にも応用しようと試みています。その際重要な概念となるのは,„Deautomatisierung“, „diskursive Vernetzung“, „form as meaning“ などです。こういった理論を応用することによって,ドイツ語学習のすべてのレベルにおいて文学テクストを使用することが可能になります。本ゼミナールは,文学テクストの新たな使用の可能性を考えるとともに,それを個々のシラバスデザインにまでつなげることを目的とします。詳細はドイツ語のお知らせをご参照ください。  招待講師には,イェーナ大学のSimone Schiedermair氏をお招きします。Schiedermair氏のご専門は文学理論とその教授法,地域研究理論とその教授法,および文学言語学的テクスト分析です。特に授業で文学を扱う点については,Deutsch als Fremdsprache und Literaturwissenschaft,(Michael Ewert / Renate Riednerとの共編)2011やLiteraturvermittlung,(編著)2017などの学術書をはじめ、数多くの論文を執筆されています。ゼミナールでは,このテーマについてさまざまな角度からご講演いただき,後に続くワークショップでさらに実践に向けての議論を深めていきます。  参加者が互いに自らの体験について意見を交換し合い,自身の授業実践を見直すきっかけを促すこともまたゼミナールの目的です。文学に関する専門知識は必ずしも必要ではありませんので,どの研究分野の方にもご参加いただけます。 また,今回は特に文学研究を専門としながら教授法ゼミナールに参加したことのない皆さんを歓迎します。  ゼミナール中に,テーマに関連する研究発表(ドイツ語で15分)を希望される方は,参加申し込みの際に「研究発表希望」と記し,発表題目と発表要旨(250語程度)を添付してください。なお,発表者の最終決定は実行委員会にご一任ください。
2018年7月
第24回ドイツ語教授法ゼミナール実行委員会 Ralph Degen(実行委員長) 草本晶,森村采未,Cezar Constantinescu,鎌田ちひろ,Frank Nickel,Olga Czyzak,坂本真一,Manuela Sato-Prinz (DAAD) お問い合わせ先:daf2019-open_AT_jgg.jp (_AT_ は@)