第10回ドイツ語教授法ゼミナールのお知らせ   参照数:4618
第10回ドイツ語教授法ゼミナールのお知らせ
2004年9月22日 日本独文学会ドイツ語教授法ゼミナール委員会
第10回ドイツ語教授法ゼミナールを下記のように開催いたします。
テーマ:
Informations- und Kommunikationstechnologie (ICT) beim Fremdsprachenlernen
招待講師:
Prof. Dr. Bernd Rüschoff (Universität Duisburg-Essen)
日程: 2005年3月22日(火)~26日(土)(4泊5日)
場所: 慶應義塾大学日吉キャンパス(横浜市港北区)
定員: 40名
参加費: ¥47,000
(学部生・大学院生および常勤職を持たない方は¥37,000)。
宿泊費,食事代(夕食2回を除く)を含む。
[color=ff0080]ただし、全日参加を原則として宿泊せずに通うことも認めます。
[color=ff0080]その際、宿泊の必要のない方の参加費は、一律¥18,000となります。
参加申込み: 10月1日(金)~11月15日(月) 
ただし参加者が40名に達した場合は,その時点で締め切りとさせていただきます。
11月11日午前の段階で、参加申し込み者数が40名に達しましたので、これ以降の申し込みにつきましては、「キャンセル待ち」として、Wartelisteに加えさせて頂きます!
申込み方法:
こちらのサイトからお申し込みください。→申込みフォーム
[color=ff0080]備考:
[color=ff0080]コンピューターを使っての実習に際して必要な技術は、「Windowsの基本操作が分かり,Wordを使うことができるレベル」です。
テーマと招待講師について  日本のドイツ語教育にも過去10数年間にコンピューター支援言語学習Computer-Assisted Language Learning(CALL)が導入され,各大学や学校でそのための設備が盛んに設置されてきました。しかしその実際の状況を仔細に見ると,どれだけの教育機関がCALL用に訓練された教員を擁し,理論的裏付けのある有効な教育が行われているか,議論の余地もあるでしょう。この現状に鑑み,今回のゼミナールでは上記のテーマを掲げ,CALLの歴史を踏まえた上で,情報コミュニケーション技術Information and Communication Technology(ICT)がドイツ語教育に対して持つさまざまな可能性を探りたいと考えています。特に,CALLが単に授業や練習問題を自動化するものであるという旧来の考え方を離れて,現在外国語教育の世界で大きなテーマとなっているProjektunterrichtやHandlungsorientierter Unterrichtにインターネットなどの新しい情報技術がどのように寄与しうるのかを考えたいと思います。  テーマの性質上,実際にコンピューターを使って実習を行うワークショップの時間を設けますので,今回はCALL設備の整った慶應義塾大学日吉キャンパスで開催することになりました。  SeminarleiterとしてはBernd Rüschoff教授を招待いたします。教授は英語教育学の専門家として,80年代からCALL研究に携わってこられました。現在ヨーロッパ最大のCALL学会であるEuropean Association for Computer-Assisted Language Learning (EUROCALL) の会長を務められ,ヨーロッパにおけるこの分野の第一人者です。またドイツ語教育に関してはGoethe-InstitutのBeiratの任にも当たるなど,多方面で活躍されています。  また,このゼミナールではシンガポールからもChan Wai Meng教授(National University of Singapore)を講師としてお招きする予定です。  多くの方が参加されることを期待しています。 問い合わせ先 日本独文学会ドイツ語教授法ゼミナール実行委員会  E-Mail: daf2005@jgg.jp